1. はじめに
独力+AI活用で月商1億円を目指している。
最近の開発では、単に画面を増やす段階から、主要体験を一連の流れとして確認する段階に入ってきた。
今回、開発側のCursor作業として PR #51 が完了し、CIも通ったうえで main に反映された。
作業内容としては、メイン体験ループの中に、これまで薄かった「確認・体験画面への到達」を自動テストに組み込むものだった。
見た目としては小さな一歩かもしれない。
しかし、サービスとしては重要な一歩である。
ユーザーが一覧から対象を確認し、詳細を見て、次の行動に進み、結果を確認し、また次の行動へ戻る。
このような一連の流れがつながっていないと、サービスは成立しない。
今回のPRは、その流れを少しだけ強くした。
2. PR #51 が完了した
今回の作業は、PR #51 として完了した。
実施内容は大きく言うと、メインループの自動確認範囲を広げる作業である。
これまでにも主要画面や基本導線のテストはあった。
ただし、今回追加したのは、ユーザーがある対象を確認し、その後に体験・確認画面へ進めるかどうかの部分である。
具体的には、以下のような流れを自動テストに追加している。
一覧から対象へ進む
関連する確認画面へ移動する
画面が表示される
期待した名称や情報が表示される
その後、次の導線へ戻る
このように、単体画面ではなく、流れとして確認する方向に進んでいる。
これは非常に重要である。
3. CIが通ってmainに反映されたのは良い
今回のPRは、GitHub Actionsが通ったうえでマージされている。
これは良い進め方である。
AIを使った開発では、実装だけならかなり速く進む。
しかし、速く進むからこそ、確認やマージの手順が雑になると危ない。
今回のように、
featureブランチで作業する
自動テストを追加する
format / lint / build を確認する
対象テストを実行する
CIを通す
PRでmainへ反映する
という流れが守られているのは、かなり良い。
小さくても、確実に積み上げる。
これは独力+AI活用では特に大事だと思っている。
4. 進捗率は上がったが、数字だけでは判断できない
今回の完了報告では、現在地として以下のような見立てが出ている。
| 指標 | 現在地 |
|---|---|
| 初期サービスインを100%とした現在地 | 約68% |
| 正式サービスインを100%とした現在地 | 約29% |
| 前回比 | 初期サービスイン +約1pt |
今回の作業によって、メインループの一部が自動テストで確認できるようになった。
その意味では、初期サービスインに向けて前進している。
ただし、ここで少し複雑なことが起きている。
以前は、進捗率がもっと高く見えていた時期もあった。
しかし、要件が詳細化され、必要な品質基準が見えてくるほど、ゴールが遠く見えるようになってきた。
これは後退ではない。
むしろ、見えていなかった作業が見えるようになったということだと思っている。
5. 要件が詳細化されると、ゴールは遠く見える
開発初期は、ざっくり「この画面がある」「この操作ができる」「この機能が動く」で進捗を見てしまう。
その段階では、進んでいるように見える。
しかし、実際にサービスとして使える状態を考えると、必要なことはもっと多い。
初回ユーザーが迷わないか
画面間の導線が自然か
一連の流れが途切れないか
データがない時に不安にならないか
エラー時に説明があるか
複数パターンでも破綻しないか
自動テストで最低限守れるか
実機確認で違和感がないか
ドキュメントと実装が一致しているか
こうした観点が増えると、進捗率はむしろ下がったように見える。
でも、それは悪いことではない。
曖昧だったゴールが、より正確になっているだけである。
6. 残課題の数がかなり見えてきた
今回の報告では、残課題一覧に相当するT行が 約343件、後回し機能に相当するDEF行が 約150件 あるとされている。
この数字を見ると、正直かなり多い。
もちろん、すべてが初期サービスイン前に必須というわけではない。
正式版以降でよいものも多い。
それでも、残課題がこれだけあるという事実は重い。
開発が進めば進むほど、やるべきことが減ると思っていた。
しかし実際には、細部が見えてくることで、むしろ課題は増えて見える。
これはプロジェクトではよくあることだと思う。
最初は山の全体が見えていない。
登り始めると、さらに奥の尾根が見えてくる。
今はまさにその段階だ。
7. メインループはかなり形になってきた
一方で、明るい材料もある。
メイン体験ループは、かなり形になってきている。
今回の報告では、主要な構成要素について、おおむね実装済みとされている。
一覧、詳細、次の行動候補、登録、進行、体験確認、結果反映、次の導線。
こうした流れが、一通りつながりつつある。
これは大きい。
サービスにおいて一番重要なのは、ユーザーが繰り返し使う中心体験である。
その中心体験が、少しずつ通しで確認できるようになってきた。
今回のPRは、その中でも「確認・体験画面へ進めること」を自動テストに組み込んだ点が重要だった。
8. まだ薄い箇所も残っている
もちろん、まだ未完成の部分はある。
特に、以下のようなパターンはまだ薄い。
複数対象をまたぐ流れ
複数回繰り返す流れ
途中で待ち時間や状態変化を挟む流れ
別パターンの確認シナリオ
本番に近い運用での通し確認
ステージングや実機でのStep 0〜最後までの確認
つまり、一つの代表パターンは通り始めた。
しかし、複数パターンに耐えられるかはこれからである。
これはかなり重要である。
ユーザーはいつも理想的な1パターンだけを通るわけではない。
いろいろな状態、順番、タイミングで使う。
そこに耐えられるようにするには、まだシナリオ追加や実機確認が必要になる。
9. 次にやるべきこと
今回の報告では、次に進める候補として、メインループの別分岐や、詳細画面から体験確認画面へ進む導線の自動テスト追加が挙がっている。
これは妥当だと思う。
今後の優先順位としては、以下がよさそうである。
代表パターンのE2Eをさらに安定させる
詳細画面から次の体験画面へ進む導線を確認する
別パターンのシナリオを追加する
複数回繰り返す流れを確認する
ステージング実機で通し確認する
画面品質や導線の違和感を潰す
今は、ただ機能を増やすよりも、中心体験が壊れないことを確認する段階に入っている。
これはサービスインに向けてかなり重要なフェーズである。
10. 所要時間の見通し
今回の報告では、追加の自動テストや手動チェックリストの拡充に 数日〜1週間 程度という見通しが出ている。
これも、見方が難しい。
特定のE2Eを1本追加するだけなら、数日で進むかもしれない。
しかし、要件が詳細化され、確認すべき分岐が増えていくと、全体のゴールはまた遠くなる可能性がある。
つまり、個別作業は短い。
でも、全体はまだ長い。
この感覚を持っておく必要がある。
11. 今回の進捗の意味
今回の進捗は、派手ではない。
新しい大機能が増えたわけではない。
見た目が劇的に変わったわけでもない。
しかし、中心体験の自動確認が一歩進んだ。
これは地味だが、非常に大きい。
サービスインに必要なのは、見た目の派手さだけではない。
中心体験が通ること
その流れが自動テストで守られること
別パターンにも広げられること
実機確認で違和感を潰せること
ドキュメント上の残課題と整合すること
今回のPRは、この方向に進んでいる。
12. 今回の結論
PR #51 が完了し、main に反映された。
メイン体験ループの中で、これまで薄かった「体験確認画面への到達」が自動テストに組み込まれた。
これは、初期サービスインに向けて確かな前進である。
一方で、進捗率は約68%。
正式サービスインに対しては約29%。
以前より低く見える部分もあるが、それは要件が詳細化され、ゴールがより正確に見えてきたからだと思っている。
残課題は多い。
後回し機能も多い。
まだ複数パターンや本番に近い通し確認も必要である。
つまり、進んでいる。
でも、ゴールも遠く見えてきた。
これは苦しいが、健全な状態でもある。
曖昧に「もうすぐできる」と思っているより、やるべきことが見えている方がよい。
月商1億円を目指すなら、中心体験をしっかり作り込む必要がある。
そのためには、代表パターンだけでなく、分岐や繰り返しにも耐える品質が必要である。
今回のPR #51は、そのための一歩だった。
小さな一歩だが、確実な一歩。
ここからさらに、中心体験を壊れにくくし、人に見せられる品質へ近づけていきたい。
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