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2026年5月1日金曜日

第31回:いろいろなツールを入れた。ここからUI品質を上げられるか

1. はじめに

独力+AI活用で月商1億円を目指している。

ここ最近、開発環境にいくつかのツールや仕組みを追加した。

これまでも、ChatGPT、Cursor、GitHub、自動テスト、新PCなどを使いながら開発を進めてきた。
しかし、実際に初期確認版を触ってみると、デザイン品質や機能品質にかなり不安が出てきた。

画面が動くことと、使いたいと思えることは違う。
ビルドが通ることと、人に見せられることも違う。
自動テストが通ることと、サービスとして魅力があることも違う。

そこで、今後の品質改善に向けて、UIまわりや自動テストまわりの仕組みを少し強化した。

今回は、その期待について書く。


2. UI品質を上げるための土台を入れた

今回大きいのは、UI品質を上げるための土台を入れ始めたことだ。

具体的には、Tailwind系のスタイリング基盤や、再利用できるUIコンポーネントの仕組みを段階的に入れた。

ただし、既存画面を一気に全部作り直すわけではない。

既存のCSSや画面構成をすべて捨てるのではなく、重要なセクションから少しずつ適用していく方針にしている。

これはかなり大事だと思っている。

一気に全面置換すると、見た目は変わるかもしれないが、既存機能やテストが壊れるリスクも高い。
特に今は、初期確認版の品質を上げたい段階であり、大規模な作り直しで迷子になるのは避けたい。

だから、今の方針はこうである。

既存の構造を活かしながら、重要な部分からUI品質を段階的に上げる。

このやり方なら、リスクを抑えながら、見た目と使いやすさを改善できる可能性がある。


3. 共通部品を入れる意味

今回、カード、アラート、バッジのような共通UI部品も入れ始めた。

これは単なる見た目の話ではない。

共通部品を使えるようになると、画面ごとの品質差を減らしやすくなる。

今までは、画面ごとに見た目や余白、色、強調の仕方がバラバラになりやすかった。
その結果、サービス全体として統一感が弱くなる。

共通部品を使えば、

  • 重要情報の見せ方

  • 注意メッセージの出し方

  • 状態表示の見せ方

  • カード型レイアウト

  • ボタンやラベルの一貫性

をそろえやすくなる。

これは、初期確認版の品質改善にかなり効くはずである。

特に今は、サービス内容そのものよりも、まず「画面として不安にならない状態」にすることが重要だ。

共通UI部品は、そのための土台になる。


4. スクリーンショット確認の仕組みも強化した

もう一つ期待しているのが、スクリーンショット確認の強化である。

これまでも自動テストは使っていた。
ただし、自動テストは基本的に「動くか」「表示されるか」「エラーにならないか」を確認するのが得意である。

一方で、UI品質の問題はそれだけでは拾いきれない。

たとえば、

  • 画面が崩れていないか

  • 余白が不自然ではないか

  • 重要な導線が見えているか

  • ローディング状態が表示されるか

  • 小さい画面幅で破綻していないか

こうした部分は、スクリーンショットを残して確認できると強い。

今回、主要状態のスクリーンショットを自動で取る仕組みも整え始めた。

これはかなり期待している。

今後、画面改善を重ねていく中で、
「前より良くなったのか」
「別の場所が崩れていないか」
「ローディングや空データ状態がちゃんと見えているか」
を確認しやすくなる。

UI改善は感覚に寄りがちだが、スクリーンショットがあれば比較しやすい。


5. ローディング表示の問題も一つ潰せた

今回の作業では、ローディング表示の問題も一つ切り分けた。

単純に「処理が速すぎて撮影できない」のではなく、仕組み上、期待したローディング状態がDOMに出ていないことが原因だった。

そこで、該当部分をクライアント側の処理に切り出し、送信中の状態がきちんと画面に出るようにした。

これは地味だが重要である。

ユーザーにとって、処理中かどうか分からない画面は不安である。
ボタンを押したのに反応がないように見えると、二重クリックや離脱にもつながる。

ローディング表示は、小さなUIに見える。
しかし、実際の使いやすさにはかなり効く。

今回そこを安定させられたのは、今後の品質改善にとって良い前進だと思っている。


6. ただし、ツールを入れれば品質が上がるわけではない

ここで勘違いしてはいけない。

Tailwindを入れた。
共通UI部品を入れた。
スクリーンショットテストを入れた。
ローディング表示を直した。

だからといって、自動的にサービス品質が上がるわけではない。

ツールはあくまで道具である。

問題は、その道具を使って何を直すかである。

今の課題は明確である。

  • 主要画面が見づらい

  • 初回導線が弱い

  • 操作後の反応が分かりづらい

  • 空データやエラー状態の見せ方が弱い

  • 小さい画面幅での確認が不足している

  • 人に見せるにはまだ不安がある

これらを直すために、ツールを使う。

ツール導入そのものを成果にしてはいけない。


7. まだ未解決の問題もある

今回の作業で、すべてが解決したわけではない。

むしろ、まだ課題は多い。

特に、モバイル幅のスクリーンショット確認では、ローカルDBまわりの問題で途中停止した。
これはUI崩れではなく、検証環境やDB前提の問題と見ている。

つまり、UI確認を安定させるには、画面だけでなく、テストデータやローカル環境も整える必要がある。

また、全体の回帰テストも、まだ十分に回し切れていない部分がある。

今後やるべきことは多い。

  • ローカルDBを安定させる

  • スクリーンショット確認を最後まで通す

  • 主要導線の回帰テストを再実行する

  • 重要画面に段階的にUI部品を適用する

  • 小さい画面幅の見え方を確認する

  • 一人で通して触ったときの違和感を潰す

ここからが本番である。


8. 今後期待していること

今回入れたツールや仕組みに期待していることは、大きく3つある。

8.1 UI改善の速度を上げること

共通UI部品やTailwind系の仕組みにより、画面改善の速度を上げたい。

毎回ゼロからCSSを書くのではなく、ある程度そろった部品で改善できるようにしたい。

これにより、主要画面を段階的に底上げできるはずである。

8.2 品質確認の再現性を上げること

スクリーンショット確認や自動テストにより、品質確認の再現性を上げたい。

人間の感覚だけでは、前回と今回で判断がぶれる。
スクリーンショットが残れば、比較しやすくなる。

これは、今後のUI改善でかなり重要になる。

8.3 AIへの指示を具体化しやすくすること

UI部品やスクリーンショットが整うと、Cursorへの指示も具体化しやすくなる。

「いい感じにして」ではなく、

  • このカードを共通部品で整理する

  • この状態表示をアラートに寄せる

  • このラベルをバッジ表現にする

  • この画面のスクリーンショット差分を確認する

のように指示できる。

AIに仕事をさせるには、指示の具体性が重要である。
今回のツール導入は、その意味でも効果があるはずだ。


9. 期待と同時に不安もある

もちろん、不安もある。

ツールが増えると、管理するものも増える。

依存関係が増える。
設定ファイルが増える。
テストが増える。
スクリーンショットも増える。
修正時に考えることも増える。

これをうまく運用できなければ、逆に開発が重くなる可能性もある。

また、見た目だけを整えても、体験が良くなるとは限らない。

本当に大事なのは、ユーザーが迷わず使えること。
操作して不安にならないこと。
また触りたいと思えること。

UI部品や自動テストは、そのための手段でしかない。

ここは忘れないようにしたい。


10. 現時点の進捗感

今回の作業で、初期公開に向けた現在地は少し前進したと思っている。

ただし、まだ「公開できる品質」ではない。

開発側の見立てでは進捗率が上がったように見えることもある。
しかし、実際に触ったときの品質感はまだ不足している。

だから、進捗率をそのまま信用しすぎない。

見るべきなのは、
「何%進んだか」
だけではなく、
「人に見せられる品質に近づいたか」
である。

今回のツール導入は、その品質改善に向けた土台作りである。


11. 今回の結論

いろいろなツールや仕組みを入れた。

UI改善のための土台。
共通UI部品。
スクリーンショット確認。
ローディング状態の安定化。
テスト補助。
設定まわりの整備。

これらによって、今後の品質改善が進みやすくなることを期待している。

ただし、ツールを入れただけでは何も完成しない。

ここからが重要である。

主要画面を直す。
初回導線を直す。
小さい画面幅を確認する。
空データやエラー表示を整える。
人に見せられる品質まで引き上げる。

月商1億円を目指すなら、ただ動くサービスでは足りない。
触った人が不安にならず、使ってみたいと思える品質が必要である。

今回入れたツールは、そのための武器である。

武器をそろえた。
次は、その武器で本当に品質を上げる番である。

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