1. はじめに
月商1000万円を目指して、新規プロジェクトを進めている。
このブログでは、プロジェクトの具体的な企画内容はまだ公開しない。
ただし、開発状況、進捗、課題、費用、AI活用、プロジェクト管理については記録している。
今回は、現時点での大きな節目について書きたい。
それは、一人用で実施できる状態がかなり近づいてきたということだ。
まだ完成ではない。
まだ正式公開できる状態でもない。
限定公開版でもない。
ただ、自分自身が一人のユーザーとして触り、主要な流れを確認できる状態が、かなり現実的になってきた。
2. 一人用確認版とは何か
まず、ここで言う「一人用確認版」は、本番サービスではない。
一般ユーザーに広く使ってもらうものでもない。
収益化を開始する段階でもない。
一人用確認版とは、まず自分自身がサービスの最初から最後までの基本体験を確認するためのバージョンである。
一人用確認版で確認したいのは、主に以下である。
新規ユーザーとして開始できるか
初回説明や基本導線が分かるか
メイン画面に進めるか
基本操作を一通り試せるか
データが作成・更新・表示されるか
結果や履歴を確認できるか
空データやエラー時に破綻しないか
管理者が細かく操作しなくても、最低限の流れが成立するか
スマホでも最低限確認できるか
致命的なエラーで止まらないか
つまり、「完璧な製品」ではなく、サービスの中心体験が通る状態である。
ここまで到達できれば、次に限定公開やプレオープンへ進むための土台ができる。
3. 現在地はかなり進んできた
現時点の進捗感としては、一人用確認版に対して 48〜55%程度 まで来ていると見ている。
以前は、まだ構想・仕様・ドキュメントの比重が大きく、実際に通しで確認できる状態までは距離があった。
しかし、最近は少しずつ状況が変わってきた。
特に大きいのは、以下である。
新PC導入により、実装・E2E・build確認が回しやすくなった
PlaywrightによるE2Eテストが積み上がってきた
回帰テストの範囲が広がってきた
空データや取得失敗時のUI確認が進んできた
主要導線の破綻を潰す作業が進んできた
ドキュメントと実装の連携が少しずつ整ってきた
Cursorへの連続指示により、実装が止まりにくくなってきた
まだ半分を少し超えた程度の感覚ではある。
ただし、単なる企画段階ではない。
動くものが増え、確認できるものが増え、テストで守れる範囲も増えてきている。
ここは大きな前進である。
4. 最近の進捗で大きかったこと
直近では、画面の空データ状態や取得失敗状態の整備が進んだ。
これは一見すると地味な作業である。
しかし、一人用確認版にとってはかなり重要である。
実際にサービスを触るとき、常に理想的なデータがあるとは限らない。
データがない状態もある。
読み込みに失敗することもある。
想定外の状態になることもある。
そのときに、画面が壊れて見える。
何も表示されない。
何が起きているのか分からない。
関連する操作だけができそうに見える。
こういう状態だと、通し確認中に不安になる。
今回のように、空データや取得失敗時の表示を整え、E2Eテストで確認できるようにしたことは、地味だが重要な前進である。
5. E2Eテストが効いてきている
一人用確認版に近づいていると感じる理由の一つに、E2Eテストがある。
すでにPlaywrightを使って、画面操作ベースの確認を行っている。
直近では、特定の確認項目で 16件のE2Eテスト が通り、さらに一人用回帰テストとして 28件 が通っている。
これはかなり大きい。
もちろん、E2Eテストが通ったからといって、すべての品質が保証されるわけではない。
ユーザー体験の良し悪し、分かりやすさ、楽しさ、導線の自然さは、最終的には人間が見る必要がある。
ただし、主要な導線が壊れていないこと、重要な画面が落ちないこと、空データやエラー状態で破綻しないことを自動で確認できるのは大きい。
一人用確認版では、まず自分で触ることが重要だが、その前提として最低限壊れていない状態を作る必要がある。
その意味で、E2Eテストが効いてきている。
6. 新PC導入も効いている
新PC、BOSGAME P3 PLUSの導入も大きい。
これにより、実装、ローカル確認、E2E、build、commit / pushまでの流れがかなり回しやすくなった。
既存PCではChatGPTとの壁打ち、記事作成、仕様整理、次の指示文作成を行い、新PCではCursorによる実装と検証を進める。
この役割分担がうまく機能し始めている。
1台で全部やっていたときは、どうしても画面も頭も混ざりやすかった。
今は、思考と実装を分けやすくなっている。
これは単なる性能向上ではない。
開発体制そのものが少し整ってきたという感覚に近い。
7. まだ完成ではない
ただし、ここで勘違いしてはいけない。
一人用確認版は近づいているが、まだ完成ではない。
残っている作業はまだある。
主な残課題は以下である。
手動確認項目の消化
本番相当の権限・RLS確認
主要画面の空データ・エラー表示確認
残画面のdevシミュレートやtestid棚卸し
Surface側のチェックリスト連携
一人用確認版の完成条件整理
主要導線の通し確認
スマホでの最低限確認
素材や表示の最低限整合
管理者操作を使わなくても最低限進行できる確認
特に重要なのは、通し確認である。
個別機能が動いていても、最初から最後まで触ったときに自然につながるとは限らない。
画面単位では動く。
テストも通る。
でも、ユーザーとして触ると次に何をすればいいか分からない。
こういうことはよくある。
だから、今後は個別機能の確認だけでなく、一人用の体験として通すことが重要になる。
8. 一人用確認版で大事なのは「全部入り」ではない
一人用確認版では、すべての機能を入れる必要はない。
ここを間違えると、いつまでも完成しない。
今後も追加したい機能は多い。
仕様も多い。
残課題も多い。
やりたい演出や改善もたくさんある。
ただ、一人用確認版の目的は、完成品を作ることではない。
目的は、サービスの中心体験が成立しているかを確認することである。
だから、以下のような割り切りも必要になる。
一部の演出は後回しでよい
細かいデザイン調整は後でよい
高度な管理機能は最低限でよい
収益化導線はまだ仮でよい
本番運用向けの細部は後で詰める
まずは通しで触れることを優先する
一人用確認版は、完成版ではなく、次のフェーズへ進むための確認版である。
9. いつごろ一人用確認版に到達できそうか
現時点では、一人用確認版については、引き続き 2026年5月中 を目標にしたい。
もちろん、まだ確定ではない。
残課題はある。
確認も必要である。
想定外の不具合も出る可能性がある。
ただ、新PC導入後の実装効率、E2Eの積み上がり、最近の進捗を見ると、5月中に一人用確認版の通し確認へ持っていく現実味はかなり上がってきた。
今の感覚では、あと複数セッションで、一人用確認版としての通し確認に入れる可能性がある。
ただし、ここで重要なのは、焦って雑に区切らないことである。
一人用確認版と呼ぶ以上、最低限の中心導線は通したい。
致命的なエラーで止まる状態では区切りたくない。
空データやエラー状態も、最低限説明される状態にしたい。
だから、5月中を目指しつつ、完成条件は冷静に見る。
10. 一人用確認版に到達した後の意味
一人用確認版に到達すると、プロジェクトの意味がかなり変わる。
これまでは、主に作る段階だった。
仕様を考える
ドキュメントを書く
実装する
画面を作る
テストを追加する
課題を整理する
しかし、一人用確認版に到達すると、次は触って評価する段階に入る。
実際に自分で使ってみて、
面白いか
分かりやすいか
続けたくなるか
どこで迷うか
どこが弱いか
どこを強化すべきか
限定公開に出せるか
を見られるようになる。
これは大きい。
作っているだけでは分からないことが、触ることで見えてくる。
11. ここからが本当の検証でもある
一人用確認版が近いということは、開発が終わるという意味ではない。
むしろ、ここからが本当の検証でもある。
一人用で通してみると、必ず課題が出るはずである。
思ったより分かりにくい
導線が長い
説明が足りない
画面が重い
スマホで見づらい
操作が面倒
期待したほど楽しくない
逆に、想定以上に良い部分がある
こうしたことは、実際に触らなければ分からない。
だから、一人用確認版はゴールであると同時に、次の改善のスタートでもある。
12. 現時点の方針
今後の方針は、かなり明確である。
まず、現在のブランチをmainに取り込む
次に、残っているP0確認項目を消化する
主要導線の通し確認に近づける
空データ・エラー表示の残りを潰す
Surface側のチェックリストや指示文と連携する
スマホで最低限確認する
一人用確認版の完成条件を明文化する
通し確認で出た課題を整理する
限定公開版に必要な項目を切り分ける
初期サービスインへ向けた次の計画に進む
この流れで進めたい。
ここからは、単に機能を増やすだけではなく、確認版として成立させるための整理が重要になる。
13. 今回の結論
一人用で実施できる状態は、かなり近づいてきた。
まだ完成ではない。
まだ正式公開でもない。
まだ収益化でもない。
しかし、現時点で一人用確認版への到達度は 48〜55%程度 まで来ている。
新PCの導入により、実装・E2E・build・commit / pushの流れがかなり回しやすくなった。
PlaywrightによるE2Eテストも積み上がっている。
空データやエラー時の表示整備も進んでいる。
主要導線を壊さず進める土台ができつつある。
一人用確認版は、引き続き 2026年5月中 を目標にする。
ここまで来ると、少し見えてきた。
最初は膨大な要件、膨大な仕様、膨大な残課題に圧倒されていた。
今もそれは変わらない。
ただ、少なくとも「動くもの」として確認できる状態が近づいている。
月商1000万円までは、まだまだ遠い。
でも、最初の大きな節目である一人用確認版は、もう遠い夢ではなくなってきた。
まずは、ここを必ず通す。
一人で触って、確認して、直して、次のフェーズに進む。
いよいよ、作るだけの段階から、実際に体験を検証する段階へ近づいてきた。
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