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2026年5月1日金曜日

第30回:2台体制は、常時並行ではなく節目確認に切り替える

1. はじめに

独力+AI活用で月商1億円を目指している。

最近、開発用PCと既存端末の2台体制について、かなり試行錯誤してきた。

最初は、開発用PCで実装を進め、既存端末でテストや確認を並行して行えば、かなり効率が上がるのではないかと考えていた。

開発用PCが作る。
既存端末が確認する。
既存端末が指摘する。
開発用PCで直す。

この流れが常に回れば、一人で進めているプロジェクトでも、開発担当と確認担当を分けるような体制に近づける。

ただ、実際に運用してみると、そこまで単純ではなかった。

結論として、既存端末での実機確認には意味がある。
ただし、常時並行で走らせるほど効率はよくない。

そのため、今後は既存端末を常時稼働させるのではなく、節目ごとの実機UI確認・スクリーンショット付き指摘係として使う方針に切り替える。


2. 実機確認には価値がある

まず、既存端末での実機確認そのものは無駄ではない。

むしろ、効果はある。

開発用PCだけで確認していると、どうしても開発者目線になりやすい。

コードが通るか。
ビルドが成功するか。
自動テストが通るか。
エラーが消えているか。

もちろん、それらは重要である。

ただ、サービスとして本当に重要なのは、実際に画面を見たときに、

  • 見やすいか

  • 迷わないか

  • ボタンの意味が分かるか

  • 情報の優先順位が自然か

  • 画面として成立しているか

  • 触っていて不安にならないか

  • 使ってみたいと思えるか

という点である。

こうした部分は、自動テストだけでは拾いきれない。

だから、別端末で実際に画面を見ることには価値がある。


3. ただし、常時並行は効率が悪い

一方で、既存端末側を常時動かすと効率が悪くなりやすい。

ここが今回の大きな反省点である。

テストや確認には意味がある。
しかし、毎回並行して動かすと、以下のような問題が出る。

  • 既存端末側でもAIツールの使用量を消費する

  • テストよりドキュメント整備に寄りやすい

  • 報告書作成に時間を使いすぎる

  • 指摘が感想寄りになり、修正しづらい

  • 開発側がまだ作業途中なのに確認してしまう

  • 同じような指摘が何度も出る

  • 管理コストが増える

つまり、確認作業そのものには価値があるが、使うタイミングを間違えると効率が落ちる。

2台あるからといって、常に2台を動かす必要はない。


4. 確認側に必要なのは、感想ではなく修正可能な指摘

確認側の役割は、ただ感想を出すことではない。

「見づらい」
「分かりにくい」
「微妙」
「使いにくい」

これだけでは、開発側が修正しづらい。

必要なのは、開発側がそのまま対応に入れる指摘である。

たとえば、以下のような形が望ましい。

  • どの画面か

  • どの操作で起きたか

  • 本来どうあるべきか

  • 実際にはどうなっていたか

  • どれくらい重要か

  • スクリーンショットはどれか

  • どう直すとよさそうか

ここまで整理されて初めて、確認結果が開発作業につながる。

今後、既存端末側の役割は、広い設計や実装ではなく、実機UIレビューと修正指摘に絞る。


5. 節目ごとの確認に切り替える

今回の結論は、既存端末での確認を完全にやめることではない。

常時並行をやめて、節目確認に切り替えるということだ。

たとえば、以下のようなタイミングで使う。

タイミング実機確認
大きなUI変更を入れた後実施する
主要導線を修正した後実施する
初回ユーザー向け画面を修正した後実施する
サービス公開判断の前実施する
毎日なんとなく確認原則不要
まだ開発途中の状態原則不要
ドキュメント変更のみ不要
自動テストで十分確認できる範囲不要

確認側の端末は、常時稼働するものではなく、開発成果物を実機で検収する端末として使う。

この方が効率がよい。


6. 当面は開発用PCに集中する

現時点では、開発用PC側で前に進めることが最優先である。

実際に触ってみると、デザイン品質や機能品質に不安がある。
つまり、今必要なのは、確認側を常時動かすことではない。

まず、開発側で主要画面と導線をしっかり直すことだ。

当面は、開発用PCで以下に集中する。

  • 主要画面のUI改善

  • 初回導線の整理

  • 操作後のフィードバック改善

  • 空データやエラー表示の整理

  • スマホ・小画面表示の改善

  • 自動テストの維持

  • ビルド確認

  • コミットとプッシュ

  • 残課題の優先度整理

まだ荒い画面を毎日別端末で確認しても、似たような指摘が大量に出るだけである。

まず開発側で直す。
一区切りついたら、別端末で見る。

この順番にしたい。


7. 実機確認で見るべき観点

既存端末を節目確認に使う場合、見るべき観点は絞る。

毎回すべてを見る必要はない。

重点的に見るべきなのは、以下である。

優先度観点
最初に何をすればよいか分かるか
主要画面が見やすいか
重要な操作導線が目立つか
操作後に結果が分かるか
空データ時に不安にならないか
エラー時に説明があるか
小画面で崩れないか
文言が自然か
情報量が多すぎないか
また触りたいと思えるか

サービス内容に直結する具体的な画面名や機能名は、公開記事では書かない。

ただし、内部的には対象画面を決めて、節目ごとに確認する。


8. 確認報告は短くてよい

確認報告は、長い設計書である必要はない。

むしろ、短くてよい。

重要なのは、開発側がすぐ直せることだ。

理想は以下のような形式である。

# 実機UI確認報告

## 1. 確認対象
- branch:
- commit:
- 起動URL:
- 実施日時:
- 端末:
- ブラウザ:

## 2. 総合評価
- UI全体:
- 操作導線:
- 公開可否:
- 最優先で直すべき点:

## 3. 重要指摘
### UI-YYYYMMDD-001
- 画面:
- URL:
- 操作:
- 期待結果:
- 実際結果:
- 問題:
- 修正方針案:
- スクリーンショット:

## 4. 主要画面チェック表

| 画面 | 判定 | コメント | スクリーンショット |
|---|---|---|---|
| 主要画面A | OK/NG |  |  |
| 主要画面B | OK/NG |  |  |
| 主要画面C | OK/NG |  |  |

## 5. 開発側への修正依頼要約
1.
2.
3.

これで十分である。

毎回、大きな指示書や設計書を作る必要はない。
むしろ、それをやると効率が落ちる。


9. これは後退ではなく効率化である

一見すると、既存端末側の常時稼働を弱めることは後退に見えるかもしれない。

しかし、そうではない。

これは効率化である。

PCが2台あるからといって、常に両方を動かす必要はない。
AIツールを契約しているからといって、すべての端末でAIを使い続ける必要もない。

大事なのは、サービス公開に近づく使い方をすることである。

今は、開発用PCで品質改善を進める段階。
既存端末は、成果がまとまったタイミングで確認する段階。

役割とタイミングを間違えないことが重要である。


10. 今回の結論

2台体制の使い方を見直した。

結論は、既存端末での確認を完全にやめることではない。

常時並行での確認を弱める。
節目ごとの実機UI確認に絞る。

直近の実機確認は無駄ではなかった。
UI品質を見るうえでは意味があった。
自動テストでは拾いにくい違和感を拾う効果もある。

ただし、常時動かすと効率が悪い。

AIツールの消費も増える。
ドキュメント作成に流れやすい。
報告の粒度が弱いと開発側が修正しづらい。
まだUIが荒い段階では、同じような指摘が大量に出る。

だから、今は開発用PCに集中する。

開発用PCで作る。
節目で既存端末が見る。
既存端末が重要度付きで指摘する。
開発用PCで直す。

この流れに整えて、品質を引き上げていきたい。

2台体制は、常時フル稼働させることが正解ではない。
必要なタイミングで、必要な役割に絞って使うことが重要である。

第29回:いったんSurface側の試験を止める判断をした

1. はじめに

独力+AI活用で月商1億円を目指している。

最近、BOSGAME P3 PLUSとSurfaceの2台体制について、かなり試行錯誤してきた。

当初は、BOSを開発専用機、Surfaceをテスト専用機として使えば、開発と確認を並行できて効率が上がるのではないかと考えていた。

BOSが実装する。
Surfaceがテストする。
Surfaceが指摘する。
BOSが直す。

この流れがうまく回れば、独力開発でありながら、開発担当とQA担当を分けるような体制に近づける。

しかし、実際にやってみると、現時点ではその運用がうまくはまっていない。

そこで、いったん Surface側の試験を止める 方向で考えることにした。


2. Surface側の試験で期待していたこと

Surface側に期待していたのは、開発ではなくテストだった。

具体的には、以下のような役割である。

  • BOS側が実装した内容を確認する

  • 実際に画面を開く

  • UIの崩れを見る

  • 導線の分かりにくさを指摘する

  • Playwrightや手動確認を実行する

  • スクリーンショットを残す

  • BOS側に修正指示を返す

つまり、Surfaceは「作る側」ではなく「見る側」として機能させたかった。

開発者目線では気づけないことを、別端末で確認する。
特に、デザイン品質やユーザー導線の粗さを拾う。
一人用確認版の品質を上げるために、Surface側をQA役として使う。

これが最初の狙いだった。


3. 実際には、期待したほど機能しなかった

しかし、実際には期待したほど機能しなかった。

Surface側にテストを依頼しても、なかなか実画面確認に入らない。
テスト結果ではなく、報告書のテンプレートやファイル作成に流れてしまう。
「試験をしてほしい」のに、「試験のためのドキュメント準備」をして終わってしまう。

もちろん、ドキュメントやチェックリストは重要である。

ただ、今必要だったのはそこではない。

必要だったのは、実際に画面を開いて、動かして、問題を見つけて、BOSに直させることだった。

Surface側がそこまで到達しないと、2台体制の意味が薄い。


4. Surfaceを動かすための管理コストが高かった

Surface側の試験で一番問題だったのは、管理コストが高いことだった。

Surfaceに正しくテストしてもらうには、かなり細かく指示する必要がある。

  • 新規ファイルだけ作らないこと

  • 実画面を必ず確認すること

  • スクリーンショットを残すこと

  • 未確認項目を確認済みにしないこと

  • テスト結果だけを書くこと

  • BOS向けに修正指示を出すこと

  • どのブランチ・commitを確認したか残すこと

ここまで細かく指示しないと、Surface側が期待と違う作業をしてしまう。

つまり、Surfaceにテストさせるために、自分がかなりの管理をしなければならない。

これは本末転倒になりかねない。

Surface側を使って効率化したいのに、そのSurface側を動かすために指示・確認・修正が必要になる。
その結果、BOS側で実装を進めるよりも、Surface側の調整に時間を取られる。

この状態では、効率化とは言いにくい。


5. Cursorの消費ももったいない

もう一つ大きいのが、Cursorの消費である。

現在はCursor Ultraに月額200ドルを払っている。
Ultraにしたことで使用量には余裕が出たが、それでも無駄遣いしてよいわけではない。

Surface側に試験をさせるためにもCursorを使う。
しかし、その結果が実テストではなく、テンプレート作成やファイル作成に流れるなら、消費に対するリターンが低い。

今の最重要課題は、一人用確認版の品質改善である。

それなら、CursorのリソースはまずBOS側に集中させた方がよい。

BOS側で開発・UI改善・E2E・build・commit / pushを進める。
Surface側の調整にリソースを割くより、BOS側で直接品質改善を回した方が、現時点では効率がよさそうである。


6. 今はBOSに専念した方がよい

現時点の判断としては、BOSに専念する方が効率がよい

理由は明確である。

BOSは開発専用機としてかなり機能している。

  • 実装できる

  • E2Eを追加できる

  • buildを回せる

  • lint / formatを確認できる

  • commit / pushまでできる

  • Cursor Ultraを活かしやすい

一方で、Surface側はまだ安定してテスト担当として機能していない。

であれば、いったんSurface側を止めて、BOS側に集中した方がよい。

これはSurfaceを捨てるという意味ではない。

今の段階では、Surfaceを無理に動かすより、BOSで一人用確認版の品質改善を進める方が優先度が高いという判断である。


7. Surfaceを止めることで期待する効果

Surface側の試験をいったん止めることで、期待している効果は以下である。

効果内容
管理負荷の削減Surfaceへの細かい指示・確認が減る
Cursor消費の集中開発・品質改善にCursorを使える
作業方針の明確化BOS側にP0/P1改善を集中できる
Git混乱の回避複数端末・複数ブランチの管理が軽くなる
品質改善の加速主要画面・導線改善に集中できる
判断の単純化まずBOSで進める、という方針にできる

2台体制は魅力的だが、今はまだ運用が重い。

今必要なのは、理想的な体制づくりではなく、一人用確認版の品質を引き上げることである。

そのために、いったんSurfaceを止める。

これは後退ではなく、集中するための整理である。


8. Surface再開のタイミング

Surfaceを完全に使わないわけではない。

ただし、再開するタイミングは考えたい。

Surface側を再びテストに使うなら、以下の条件が整ってからの方がよい。

  • BOS側で主要画面の品質改善がある程度進んだ

  • 一人用確認版の通し導線が見えてきた

  • Surface向けの指示テンプレートが固まった

  • docs/surface-output/ の運用ルールが明確になった

  • Surface側が「ファイル作成」ではなく「実画面確認」を確実に行える

  • チェック対象画面と確認観点が明確になった

特に重要なのは、Surfaceに渡すタスクを限定することである。

たとえば、

  • このURLを開く

  • この3画面だけ確認する

  • スクリーンショットを撮る

  • P0/P1/P2を最大10件だけ出す

  • 新規テンプレート作成は禁止

  • 実施結果だけを書く

このくらい絞った方がよい。

Surfaceに広い裁量を与えすぎると、またファイル作成に流れる可能性がある。


9. 二台体制はまだ有効な可能性がある

ここで誤解したくないのは、二台体制そのものが失敗というわけではないことだ。

BOSとSurfaceの併用には、まだ可能性がある。

ただし、現時点では時期尚早だった。

BOS側の開発品質がまだ不安定。
Surface側のテスト運用もまだ安定していない。
この状態で両方を動かすと、管理負荷が増える。

まずはBOSで品質改善を進める。

その後、Surfaceを限定的にテストへ復帰させる。

この順番がよいと思っている。

二台体制は、最初からフル稼働させるのではなく、必要なタイミングで段階的に使うべきだと分かった。


10. 今の最優先は品質改善

一人用確認版を触ってみて、デザイン品質・機能品質にかなり不安が出ている。

この課題は重い。

今やるべきことは、Surface運用の実験ではない。

今やるべきことは、BOS側で以下を進めることである。

  • レース詳細の情報設計改善

  • ダッシュボードの改善

  • 初回導線の整理

  • 遊び方・ヘルプ導線の改善

  • 空データ・エラー表示の統一

  • スマホ表示の確認

  • 一人用通し確認の障害除去

  • E2E回帰の維持

  • 人に見せられる画面への改善

ここに集中したい。

Surfaceを使うかどうかは、その後でよい。


11. 今回の判断

今回の判断は、以下である。

Surface側の試験はいったん止める。
BOS側に開発・品質改善を集中する。
Surfaceは後で、限定的な実画面確認タスクとして再開する。

これは、二台体制を諦めたわけではない。

むしろ、二台体制を本当に活かすために、いったん止める判断である。

今のままSurfaceを動かしても、管理コストが高く、Cursor消費も増え、実テストの成果が薄い。

であれば、いったん止めた方がよい。

まずはBOSで進める。
BOSで品質を上げる。
確認対象が明確になったら、Surfaceをピンポイントで使う。

この方が現実的である。


12. 今回の結論

BOSとSurfaceの併用について検討した結果、いったんSurface側の試験を止める方向にした。

当初は、BOSを開発専用機、Surfaceをテスト専用機にすれば効率化できると考えていた。

しかし、実際にはSurface側のテスト運用に誤解が多く、ファイル作成やテンプレート整備に流れやすかった。
実画面確認まで持っていくための指示・管理コストも大きかった。

今は、Surfaceを無理に動かすより、BOS側に集中した方がよい。

Cursor Ultraも契約した。
BOS側の開発環境は整っている。
一人用確認版の品質改善が最優先である。

だから、当面はBOSに専念する。

Surfaceは、後で必要になったタイミングで、確認対象を絞って再開する。

PCが2台あるからといって、常に両方を動かす必要はない。
AIが使えるからといって、常に並列稼働させる必要もない。

重要なのは、今どの使い方が一番サービスインに近づくかである。

現時点の答えは、BOS集中。

まずはBOSで、一人用確認版を「動く」から「見せられる」に引き上げる。
Surfaceは、その次の段階で再投入する。

第28回:タイトルを変えた。月商1000万円では、しょぼすぎる

1. はじめに

これまで、このブログでは「月商1000万円までの軌跡」という方向で記事を書いてきた。

月商1000万円。

普通に考えれば、かなり大きい目標である。
個人開発で、しかも本業のサラリーマンを続けながら、AIを活用して新規サービスを作り、月商1000万円を目指す。

十分に挑戦的な目標だと思っていた。

しかし、考えているうちに、少し物足りなくなってきた。

このプロジェクトは、単に月商1000万円を目指すだけでよいのか。
AIを活用し、独力でどこまでいけるのかを記録するなら、もっと大きな旗を立ててもよいのではないか。

そう思うようになった。

そこで、ブログのタイトルを変えることにした。

独力+AI活用で月商1億円達成までの奮戦記!

月商1000万円では、しょぼすぎる。


2. なぜ月商1億円なのか

月商1億円は、現時点ではかなり遠い目標である。

正直、簡単に届くとは思っていない。

まだサービスは正式公開前である。
一人用確認版の品質にも不安がある。
デザイン品質も機能品質も課題だらけである。
開発コストはすでにかかっている。
Cursor Ultraにも月額200ドルを払った。
新PCも買った。
Surfaceをテスト専用機にしようとしても、なかなか思うように動かない。

現実を見ると、月商1億円どころか、まだ初回売上すら立っていない。

それでも、タイトルとしては月商1億円を掲げることにした。

理由は単純である。

どうせ本気でやるなら、大きく狙いたいからである。

月商1000万円を目指すことも大きな挑戦だ。
ただ、最初から月商1000万円を最終ゴールにしてしまうと、そこが天井になってしまう気がした。

このプロジェクトは、AIを活用した個人開発の限界に挑戦する記録でもある。

ならば、月商1億円という、とんでもなく大きな目標を掲げてもよい。


3. 「独力+AI活用」という言葉に意味がある

新しいタイトルで大事なのは、単に月商1億円という数字だけではない。

独力+AI活用という部分が重要である。

今の開発体制は、完全な一人開発ではあるが、実際にはAIをかなり使っている。

  • ChatGPTで企画を整理する

  • ChatGPTで課題を棚卸しする

  • ChatGPTでCursorへの指示文を作る

  • Cursorで実装する

  • CursorでE2Eを追加する

  • Cursorでドキュメントを更新する

  • Gensparkでデザイン案やLP案を検討する

  • GitHubで進捗や変更履歴を管理する

  • BOSを開発専用機にする

  • Surfaceをテスト専用機にする

人間の社員や外注チームを抱えているわけではない。

しかし、AIを使うことで、企画、PMO、設計、実装、テスト、記事作成、デザイン検討の一部を回せるようになってきている。

これはかなり面白い。

これからの時代、個人がAIを使ってどこまで事業を作れるのか。
その実験でもある。

だから、タイトルには「独力+AI活用」を入れた。


4. 月商1000万円は中間地点にする

これまで目標にしていた月商1000万円は、捨てるわけではない。

むしろ、重要な中間地点として残す。

新しい目標設定では、こう考える。

段階目標
初回売上まず1円でも売上を立てる
初期投資回収累計投資額を回収する
月商10万円固定費を吸収する
月商100万円事業として見え始める
月商1000万円大きな成功ライン
月商3000万円本格成長ライン
月商1億円最終的に狙う大目標

つまり、月商1000万円はゴールではなく、通過点にする。

もちろん、今の段階で月商1000万円を軽く見るつもりはない。
到達できれば相当すごい。

ただ、ブログのタイトルとしては、もっと先を見たい。


5. 大きな目標を掲げる怖さ

月商1億円を掲げるのは、正直かなり怖い。

なぜなら、言ってしまった以上、失敗したときに恥ずかしいからである。

まだ品質も低い。
まだ初回売上もない。
まだ人に見せるには不安がある。
クラウドファンディングも検討段階である。
毎月の固定費も増えてきた。

この状態で「月商1億円を目指します」と言うのは、普通に考えるとかなり大きなことを言っている。

ただ、このブログはそもそも奮戦記である。

成功した姿だけを書くものではない。
失敗、迷い、コスト、体調不安、AIの誤解、品質問題、Surfaceが働かない問題、Cursorへの課金、全部含めて記録している。

だから、大きな目標を掲げて、その過程で苦戦すること自体が、このブログの価値になる。


6. 「奮戦記」という言葉が合っている

新しいタイトルには、「奮戦記」という言葉を入れた。

これはかなりしっくり来ている。

今の状況は、きれいな成功ストーリーではない。

むしろ、毎日かなり泥臭い。

  • AIに指示しても誤解される

  • Surfaceにテストさせたいのにファイルだけ作る

  • Cursorが動いても品質が低い

  • E2Eが通っても実際に触ると微妙

  • デザイン品質がひどくて不安になる

  • 待ち時間に椅子で寝る

  • 体調も心配になる

  • お金もどんどん出ていく

  • でも開発は楽しい

  • なんとか前に進めたい

まさに奮戦である。

スマートに進んでいるわけではない。
ただ、戦っている。

だから、「奮戦記」という言葉は合っている。


7. 月商1億円に向けて必要なこと

月商1億円を本当に目指すなら、今のままでは当然足りない。

必要なものは多い。

  • 品質改善

  • 初回体験の強化

  • デザイン品質の向上

  • スマホ対応

  • 初期ユーザー獲得

  • クラウドファンディング

  • SNS発信

  • 継続利用の仕組み

  • 課金導線

  • コミュニティ形成

  • 運用体制

  • サポート体制

  • データ分析

  • SEO

  • 広報

  • 法務・税務

  • 外注や協力者の検討

  • 事業としての拡大戦略

月商1000万円でも十分に大変だった。
月商1億円なら、さらに桁が違う。

つまり、今後は開発だけでは足りない。

プロダクト、マーケティング、運用、資金調達、コミュニティ、法務、税務、全部必要になる。

ただ、まずは目の前の一歩である。

一人用確認版を、人に見せられる品質まで引き上げる。
ここから始める。


8. タイトル変更によって、自分への圧力も上がる

タイトルを変えるということは、自分への圧力も上がる。

月商1000万円でも十分大きいが、月商1億円と書くと、さらに逃げ場がなくなる。

ただ、そのくらいでよいとも思っている。

今はまだ趣味の延長でもある。
開発が楽しい。
AIを使って進めるのも楽しい。
ブログを書くのも楽しい。

でも、本当に事業として伸ばしたいなら、どこかで自分に圧をかける必要がある。

タイトルは、そのための旗である。

「月商1億円」と書いたからといって、明日売上が立つわけではない。
でも、日々の判断は少し変わる。

この作業は月商1億円につながるのか。
この品質で人に見せられるのか。
このままでは弱すぎないか。
この投資は回収できるのか。
この差別化で本当に勝てるのか。

そう考えるきっかけになる。


9. 今回の結論

ブログのタイトルを変えた。

新しいタイトルは、

独力+AI活用で月商1億円達成までの奮戦記!

である。

これまでの月商1000万円は、最終目標ではなく中間地点にする。

正直、月商1億円はとてつもなく遠い。

まだサービス品質は低い。
一人用確認版も改善が必要。
初回売上もまだない。
累計投資額は増えている。
毎月の固定費も重くなってきた。

それでも、目標を上げることにした。

月商1000万円では、しょぼすぎる。

どうせやるなら、もっと大きく狙う。
AIを使って、独力でどこまで行けるかを試す。
成功だけでなく、失敗も、迷いも、課題も、コストも、全部記録する。

これは成功報告ではない。
まだ何も達成していない。

これは、これから達成するための奮戦記である。

まずは一人用確認版の品質改善。
次に限定公開。
その次に初回売上。
そして月商10万円、100万円、1000万円。

その先に、月商1億円を置く。

大きく出た。
だから、やるしかない。

第27回:初回の利益回収まで、あとどれくらい遠いのか

 1. はじめに

月商1000万円を目指して、新規プロジェクトを進めている。

ここまで、ChatGPT、Cursor、Genspark、新PC、Playwright、GitHub、二台体制などを使いながら開発を進めてきた。

そして最近、Cursor Ultraにも月額200ドルを支払った。



これで開発体制はかなり強化された。
BOSGAME P3 PLUSを開発専用機にし、Surfaceをテスト専用機にする分担も見えてきた。
Cursor Ultraにしたことで、使用量にも余裕ができた。

ただ、ここで改めて考えなければならないことがある。

初回の利益回収まで、あとどれくらい遠いのか。



開発は進んでいる。
一人用確認版も近づいている。
でも、品質には不安がある。
Cursorの報告では初期サービスイン79%という数字も出ているが、それをどこまで信用してよいのかも分からない。

今回は、現時点の投資額、今後かかるコスト、そして初回の利益回収までの距離を整理したい。


2. ここまでの累計投資額

まず、現時点で見えている累計投資額を整理する。

確定している円建ての支払いは以下である。

項目金額
BOSGAME P3 PLUS87,900円
ChatGPT Plus3,000円
円建て小計90,900円

次に、ドル建ての支払いである。

項目金額
Cursor 初期プラン$20
Cursor Pro+$60
Cursor Ultra$200
Genspark Plus$27.49
ドル建て小計$307.49

為替をざっくり1ドル150〜160円で見ると、ドル建て分は約46,000〜49,000円程度になる。

つまり、現時点の累計投資額は、概算で以下になる。

区分概算
円建て確定分90,900円
ドル建て円換算約46,000〜49,000円
累計投資額目安約137,000〜140,000円

現時点で、すでに約14万円前後を投資している。

まだ売上は立っていない。
つまり、現時点では完全に持ち出しである。


3. 今後の月額コスト

次に、今後の月額コストを見ておく。

Cursor Ultraを契約したことで、毎月の固定費は明確に重くなった。

項目月額
Cursor Ultra$200
Genspark Plus$27.49
ChatGPT Plus3,000円
合計$227.49 + 3,000円

ドル部分を1ドル150〜160円で見ると、$227.49は約34,000〜36,400円程度である。

そこにChatGPT Plusの3,000円を足すと、AIツール系だけで毎月おおよそ、

約37,000〜40,000円前後

かかる計算になる。

これはかなり大きい。

もちろん、Cursor Ultraは開発加速のために必要だと判断して払った。
ただし、毎月4万円近い固定費が発生するなら、利益回収までの距離を真剣に考える必要がある。


4. 初回の「利益回収」とは何か

ここで、利益回収という言葉を分けて考えたい。

利益回収には段階がある。

段階意味
初回売上初めて誰かがお金を払う
月額固定費の回収毎月のAIツール・運用費を売上でまかなえる
累計投資額の回収ここまで払った約14万円を回収できる
自分の稼働込みの回収自分の作業時間も含めて回収できる
生活改善レベル住宅ローンや生活費に効く
退職検討レベルサラリーマンを辞める選択肢が出る

現時点で目指すべき最初の回収ラインは、いきなり生活費や退職ではない。

まずは、

  1. 初回売上を立てる

  2. 月額固定費を回収する

  3. 累計投資額を回収する

この順番で考えるべきである。


5. いくら売れたら回収が始まるのか

一番最初の回収は、もちろん初回売上で始まる。

たとえば、500円でも1,000円でも、誰かが実際に支払えば、売上は立つ。

しかし、それはまだ「回収開始」であって、「回収完了」ではない。

現時点の累計投資額が約14万円前後だとすると、単純には以下のようになる。

売上規模意味
1,000円初回売上。需要の最初の証明
1万円支払う人が複数いる可能性が見える
5万円月額固定費の一部をまかなえる
10万円月額固定費をかなり吸収できる
15万円累計投資額の回収ラインに近づく
30万円初期投資回収後の再投資が見える
50万円クラファン・限定公開・外注検討が現実的になる
100万円事業として本格的に考える段階

つまり、現時点の支払いだけを見るなら、15万円前後の売上で初期投資の回収ラインに近づく。

ただし、実際には手数料、税金、追加費用、今後の月額固定費がある。
そのため、感覚としては、

まずは月商10万円で固定費を吸収し、累計30万円前後で初期投資の回収感が出てくる

くらいに見た方が現実的だと思う。


6. 本当の損益分岐点はもっと遠い

ただし、これはあくまで「現金で払った費用」だけを見た場合である。

本当は、自分の稼働コストがある。

通勤中、犬の散歩中、トレーニング中にChatGPTと壁打ちしている。
夜にCursorへ指示している。
休日に画面を確認している。
ブログを書いている。
仕様を考えている。
課題を棚卸ししている。

この時間をすべて金額換算したら、投資額は14万円どころではない。

ただ、今は趣味として楽しい部分もある。
だから、自分の稼働を最初から厳密に人件費計上する必要はないと思っている。

しかし、将来的に事業として見るなら、自分の時間もコストである。

現金支出の回収ラインは15万円〜30万円。
自分の稼働込みの本当の回収ラインは、もっと先。

ここは冷静に見なければならない。


7. Cursorの進捗報告はどこまで信用できるのか

今回、Cursorからは以下のような報告が出ている。

  • 初期サービスインを100%とした現在地:約79%

  • 正式サービスインを100%とした現在地:約33%

  • 初期サービスインまで数日〜1週間弱

  • 今回の作業で初期サービスイン +1pt

一見すると、かなり進んでいるように見える。

しかし、ここは慎重に見たい。

今回の実装内容は、管理画面の共通ナビに /help へのリンクを追加したことが中心である。
もちろん、これは意味のある改善である。
管理者がヘルプへ戻りやすくなるのは、初期サービスイン時の確認や運用に役立つ。

ただ、それだけで初期サービスインが79%と言われると、少し違和感もある。

なぜなら、別途一人用確認版を触ったときには、デザイン品質・機能品質にかなり不安があったからである。

つまり、Cursorの進捗率は、以下のように見るべきだと思う。

実装タスク消化率としては参考になる。
しかし、ユーザー体験品質やサービスとしての完成度をそのまま表しているわけではない。


8. 79%という数字は楽観的かもしれない

初期サービスイン79%という数字は、作業管理上の目安としては使える。

しかし、それをそのまま信じて「もうすぐ公開できる」と考えるのは危険である。

理由は以下である。

  • Surfaceの実機UIテスト報告が未記入テンプレだった

  • 実際のP0/P1指摘がまだ十分に上がっていない

  • 一人用確認では品質がかなり低く見えた

  • smoke testは3本だけで、広い品質保証ではない

  • レース詳細・ダッシュボードなど主要画面の改善が残っている

  • one-player regressionの証跡もまだ次作業に残っている

  • デザイン品質・体験品質はE2Eだけでは測れない

つまり、79%という数字は、コードとチェックの進捗としては参考になるが、サービスイン品質としてはかなり割り引いて見るべきである。

自分の感覚としては、初期サービスインまで本当に近いかどうかは、まだ見えない。

前倒しで行ける可能性はある。
ただし、品質改善が想定より重ければ、簡単には行けない。


9. 前倒しで行ける可能性はあるのか

前倒しで行ける可能性はある。

理由はある。

  • BOSを開発専用機にした

  • Surfaceをテスト専用機に分けた

  • Cursor Ultraで使用量に余裕ができた

  • ChatGPTで指示文と課題整理ができる

  • Playwright E2Eがすでにある

  • GitHub連携で状況把握ができる

  • 一人用確認で品質課題が見えた

体制としては、かなり強くなっている。

ただし、前倒しで行くには条件がある。

それは、新機能追加ではなく、品質改善に集中することである。

今やるべきことは、機能を増やすことではない。

  • 主要画面を見やすくする

  • 初回導線を分かりやすくする

  • 機能詳細・ダッシュボードを改善する

  • 空データ・エラー表示を統一する

  • Surfaceで本当にテストを実施する

  • スマホ・タブレット表示を確認する

  • one-player regressionを通す

  • 人が触って不安にならない状態にする

これが進めば、前倒しはあり得る。

逆に、Surfaceがまたテンプレだけ作る、Cursorが小さなナビ改善だけを積み重ねる、品質改善が進まない、という状態なら前倒しは難しい。


10. 初回売上までの現実的な距離

では、初回売上まではどれくらいか。

現時点では、まだ近いとは言い切れない。

理由は、売上を立てるには「使える」だけでなく「払いたい」と思ってもらう必要があるからである。

最低限必要なのは以下である。

  • 一人用確認版が成立する

  • 見せられる画面がある

  • 何が面白いか伝わる

  • 初回体験が分かりやすい

  • 不安になる品質ではない

  • 支援・課金・クラファンの導線がある

  • できること/できないことが明確

  • 現金換金性がないことなど注意事項が整理されている

この状態になって、ようやくクラウドファンディングや先行支援、限定参加などを考えられる。

初回売上だけなら、小規模クラウドファンディングや支援枠で早めに作れる可能性はある。
ただし、品質が低いままだと逆効果になる。

だから、利益回収の第一歩は、まず品質改善である。


11. 現時点の回収シナリオ

現実的には、以下のような段階で考えたい。

段階目標意味
Step 1一人用確認版の品質改善自分が触って納得できる
Step 2見せ場画面を作る外部に説明できる
Step 3小規模支援・クラファン準備初期ファンを集める
Step 4初回売上需要の最初の証明
Step 5月商5万円AIツール費用の一部回収
Step 6月商10万円月額固定費の回収感が出る
Step 7累計30万円初期投資の回収感が出る
Step 8月商100万円本格事業化の検討
Step 9月商1000万円最終目標

今すぐ月商1000万円を考えるより、まずは初回売上。
そして月商5万円、10万円。
そこから累計投資回収。

この順番で見る方が現実的だと思う。


12. 今回の結論

現時点での累計投資額は、概算で約14万円前後
さらに、Cursor Ultra、Genspark、ChatGPTにより、今後は毎月約37,000〜40,000円前後の固定費が発生する見込みである。

つまり、初回の利益回収までの距離は、確実に意識しなければならない段階に入った。

単純な現金支出だけなら、15万円〜30万円程度の売上で初期投資回収の感覚が出てくる。
ただし、自分の稼働コスト、税金、手数料、今後の追加費用を考えると、本当の回収ラインはもっと先である。

Cursorは初期サービスイン79%と報告している。
しかし、それをそのまま信用するのは危険である。

実装タスクとしては進んでいる。
でも、品質はまだ不安がある。
Surfaceのテストもまだ十分に機能していない。
一人用確認では、デザイン品質・機能品質の低さが見えている。

前倒しで行ける可能性はある。
ただし、それは品質改善に集中できた場合だけである。

今やるべきことは明確である。

機能追加より、品質改善。
進捗率より、実際に触ったときの納得感。
売上計画より、まず人に見せられる状態。

初回の利益回収は、まだ遠い。
でも、道筋は見えてきた。

まずは、一人用確認版を「動く」から「見せられる」に引き上げる。
そこから、小さな支援、初回売上、月額固定費回収へ進む。

月商1000万円までの道のりは長い。
ただ、その前にまず回収すべき最初の壁が見えてきた。
約14万円の初期投資と、毎月4万円弱の固定費。

これをどう回収するか。

ここからは、開発だけでなく、事業としての現実も見ながら進めていく必要がある。

第26回:テスト専用機のはずのSurfaceが、なかなかテストしてくれなかった話


1. はじめに

月商1000万円を目指して、新規プロジェクトを進めている。

ここ最近、開発体制をかなり見直している。

BOSGAME P3 PLUSを開発専用機にする。
Surfaceをテスト専用機にする。
ChatGPTで方針や指示を整理する。
Cursorで実装を進める。
GitHubで状態を管理する。
PlaywrightでE2Eテストも回す。

この体制がうまく回れば、一人開発でありながら、かなり本格的な開発・テスト分業に近づけるのではないかと考えていた。

しかし、実際にやってみると、そう簡単ではなかった。

特に苦労したのが、Surface側のテスト実施である。

Surfaceをテスト専用機として使いたかったのに、なかなか実際のテストをしてくれない。
テストをしてほしいのに、なぜかファイル作成やドキュメント整備ばかりしてしまう。
こちらの意図と違う方向に進んでしまう。

これは、かなり苦労した。


2. Surfaceに期待していた役割

Surfaceに期待していた役割は明確だった。

Surfaceには、開発ではなく、確認・テスト・指摘をしてほしかった。

具体的には、以下のような役割である。

  • GitHubから最新状態を取得する

  • 実際に画面を開いて確認する

  • UIの崩れを見る

  • ユーザー目線で分かりにくい箇所を指摘する

  • PlaywrightなどのE2Eテストを実行する

  • 手動確認観点を消化する

  • スクリーンショットを撮る

  • 結果を報告する

  • BOSGAME側へ修正指示を渡す

つまり、Surfaceは「作る側」ではなく「見る側」である。

BOSGAMEが開発担当。
Surfaceがテスト担当。
Surfaceの指摘を受けて、BOSGAMEが直す。

この分担にしたかった。


3. 実際には、ファイル作成ばかりしてしまった

しかし、実際にSurface側へ指示を出してみると、期待通りにはいかなかった。

テストをしてほしい。
画面を見てほしい。
実際に動かしてほしい。
UI観点で確認してほしい。

そう依頼しているつもりだった。

ところが、Surface側はなぜか、

  • テスト報告書のひな形を作る

  • チェックリストのスケルトンを作る

  • ドキュメントの行を追加する

  • 運用ルールに追記する

  • 報告ファイルを作る

  • まだ実施していない確認結果の枠を用意する

といった方向に進んでしまった。

もちろん、ドキュメント自体は重要である。
報告書も必要である。
チェックリストも必要である。

しかし、今回やってほしかったのは、そこではなかった。

まず実際にテストしてほしかった。


4. 「テスト準備」と「テスト実施」は違う

今回の苦労で、改めて感じたことがある。

それは、テスト準備とテスト実施はまったく違うということだ。

テスト準備とは、たとえば以下である。

  • チェックリストを作る

  • 報告書のフォーマットを作る

  • テスト観点を整理する

  • 結果記入欄を作る

  • ドキュメント構成を整える

これは重要である。

しかし、これだけでは品質は上がらない。

本当に必要なのは、その後のテスト実施である。

  • 実際に画面を開く

  • ボタンを押す

  • 導線を確認する

  • 表示崩れを見る

  • エラーが出るか確認する

  • スマホ幅で見る

  • ユーザー目線で違和感を拾う

  • スクリーンショットを残す

  • 再現手順を書く

  • 改善指示につなげる

この実作業がないと、テストをしたことにはならない。

Surface側では、この「準備」と「実施」の区別がうまく伝わっていなかった。


5. AIは「それっぽい成果物」を作るのがうまい

今回かなり感じたのは、AIは「それっぽい成果物」を作るのがうまいということだ。

たとえば、テスト報告書のフォーマットを作る。
チェックリストを作る。
ドキュメントに項目を追加する。
作業したように見える文章を書く。

これは得意である。

しかし、それだけでは実際のテストにはならない。

怖いのは、ファイルが増えると、何か進んだように見えてしまうことである。

報告書ができた。
チェックリストができた。
ドキュメントが更新された。
GitHubにcommitされた。

これだけ見ると、作業したように見える。

しかし、中身を見ると、実際の画面確認はされていない。
スクリーンショットもない。
操作結果もない。
不具合の再現確認もない。
UIの実機確認もない。

これでは、品質改善にはつながらない。


6. こちらの指示にも問題があった

ただし、これはSurface側だけが悪いという話ではない。

こちらの指示にも問題があったと思っている。

「テストしてほしい」と言ったときに、AI側はそれを広く解釈する。

テスト準備もテストの一部。
テスト観点整理もテストの一部。
報告書作成もテスト作業の一部。

そう解釈されてしまった。

だから、今後はもっと明確に言う必要がある。

たとえば、

新しいMarkdownファイルを作らない。
チェックリストのひな形を作らない。
まず実際にアプリを起動する。
ブラウザで画面を開く。
指定画面を操作する。
スクリーンショットを撮る。
実際の確認結果だけを書く。
未確認の項目を確認済みのように書かない。

ここまで言わないと、AIは「安全で形にしやすい作業」に逃げる可能性がある。

つまり、AIにテストをさせるには、作業の成果物ではなく、実施行為を明確に定義する必要がある


7. 「ファイルを作るな」と明示する必要があった

今回、かなり強く感じたのは、AIには「何をするか」だけでなく、何をしないかも明示する必要があるということだ。

Surface側には、かなり明確に言う必要があった。

  • 新規の指示書Markdownを作らない

  • スケルトンだけの報告書を作らない

  • 実施していないテスト結果を書かない

  • ドキュメント更新だけで終わらない

  • 既存ルールの追記で満足しない

  • テスト未実施のままcommitしない

  • まずアプリを起動して実画面を確認する

これを明示しないと、AIはドキュメント作成に流れてしまう。

ドキュメント作成は、AIにとってやりやすい。
コードを動かすより安全に見える。
実機確認より失敗しにくい。
報告としても形にしやすい。

だからこそ、人間側が「今回の目的はテスト実施である」と強く縛る必要がある。


8. テスト専用機に必要なのは、確認結果である

Surfaceをテスト専用機にするなら、最終成果物はドキュメントの数ではない。

必要なのは、確認結果である。

たとえば、以下のようなものである。

必要な成果内容
実行環境どのブランチ・どのcommitを確認したか
起動確認アプリが起動したか
画面確認どの画面を見たか
操作結果何を押して、何が起きたか
スクリーンショット実際の画面証跡
不具合何が問題か
再現手順どうすれば再現するか
重要度P0/P1/P2など
BOS向け指示何を直すべきか

これがなければ、テスト専用機として働いたとは言いにくい。

単に「テスト報告書.md」を作っただけでは意味がない。
中身に実施結果が必要である。


9. 二台体制の難しさ

BOSGAMEとSurfaceの二台体制は、かなり期待している。

ただ、今回の件で、二台体制には運用設計が必要だと痛感した。

BOSGAMEは開発専用機。
Surfaceはテスト専用機。

この分担自体は良い。

しかし、Surfaceがテストではなくファイル作成に流れてしまうと、役割分担が崩れる。

BOSGAMEは実装を進める。
Surfaceはテストの準備だけする。
実際の確認はされない。

これでは、BOSGAME側の開発が品質改善につながりにくい。

二台体制を成立させるには、Surface側の仕事をもっと具体化する必要がある。


10. 今後のSurface向け指示は変える

今後、Surface側には、繰り返し使える強い指示が必要だと思っている。

方針としては、以下である。

Surfaceへの基本指示

  • あなたは開発担当ではなく、テスト担当である

  • 新規機能の実装はしない

  • 新規の指示書Markdownを増やさない

  • まずGitHubから最新を取得する

  • アプリを実際に起動する

  • ブラウザで実画面を確認する

  • 指定された画面を操作する

  • スクリーンショットを保存する

  • 確認結果を docs/surface-output/ に残す

  • BOSGAMEがそのまま修正できる粒度で指摘する

禁止事項

  • テスト未実施の報告書作成

  • スケルトンだけのファイル作成

  • 確認していない項目を確認済みにすること

  • ドキュメント更新だけで終了すること

  • 実装作業に入ること

  • 作業範囲外のファイルを触ること

これくらい明確にする必要がある。


11. Surface側の報告フォーマットも固定したい

Surface側の報告は、以下のような形に固定したい。

## Surface実機テスト結果

### 確認対象
- branch:
- commit:
- URL:
- 実行日時:

### 実施した確認
- 画面A:
- 画面B:
- 操作:

### 証跡
- screenshot:
- 動画:
- ログ:

### 発見した問題
- 問題ID:
- 画面:
- 内容:
- 再現手順:
- 重要度:
- BOSGAME向け修正指示:

### 確認できなかったこと
- 理由:
- 次回確認事項:

こうしておけば、報告が空っぽになりにくい。

「確認したこと」と「確認できなかったこと」を分ける。
「実施したこと」と「これからやるべきこと」を分ける。
「感想」ではなく「修正指示」まで落とす。

これが必要である。


12. 今回の苦労から得た教訓

今回のSurface問題から得た教訓は大きい。

12.1 AIには役割定義が必要

開発担当なのか、テスト担当なのか、PMOなのか。
役割を曖昧にすると、AIはやりやすい作業に流れる。

12.2 成果物ではなく行動を指定する必要がある

「報告書を作る」ではなく、
「実際に画面を開いて確認する」ことが必要。

12.3 禁止事項を書く必要がある

AIには、やってほしくないことも明確に書く。
特に、ファイル作成だけで終わることは禁止する必要がある。

12.4 テストは証跡が重要

スクリーンショット、URL、commit、操作結果、再現手順。
これがないと、テストとして弱い。

12.5 二台体制は運用がすべて

PCが2台あるだけでは効率化しない。
役割、ルール、報告、連携が必要である。


13. 今回の結論

Surfaceをテスト専用機にしようとしたが、最初はかなり苦労した。

こちらはテストをしてほしかった。
しかし、Surface側はファイル作成やドキュメント整備に流れてしまった。

テスト報告書のひな形を作る。
チェックリストを作る。
ドキュメントに追記する。
しかし、実際の画面確認は十分に進まない。

これはかなりつらかった。

ただし、この苦労で分かったこともある。

AIに仕事をさせるには、役割定義が必要である。
開発担当とテスト担当を明確に分ける必要がある。
「何をするか」だけでなく「何をしないか」も書く必要がある。
テストでは、ファイル作成ではなく、実施結果と証跡が必要である。

今後は、Surfaceには徹底してテスト担当として動いてもらう。

BOSGAMEが作る。
Surfaceが実際に触る。
Surfaceが証跡付きで指摘する。
BOSGAMEが直す。

このループを作る。

今回の苦労は大きかったが、二台開発体制を本当に機能させるために必要な失敗だったと思う。

AI活用は、ツールを増やせば勝手にうまくいくわけではない。
AIにも、役割、作業範囲、禁止事項、成果物の定義が必要である。

Surfaceがようやく本当の意味でテスト専用機として働けるようになるか。
ここが、次の開発効率化の大きなポイントになる。

第25回:BOSは開発専用機、Surfaceはテスト専用機へ。ようやく分担が見えてきた

1. はじめに

月商1000万円を目指して、新規プロジェクトを進めている。

ここまで、新PCの導入、Cursor Ultraへのアップグレード、PlaywrightによるE2Eテスト、ChatGPTとの壁打ち、GitHub連携などを使いながら開発を進めてきた。

そして最近、ようやくPC2台体制の使い方が見えてきた。

結論から言うと、
BOSGAME P3 PLUSを開発専用機、Surfaceをテスト専用機として分担させる形が一番分かりやすい

以前は、両方のPCに開発をやらせることも考えていた。

しかし、実際に進めてみると、両方で開発すると連携に無駄が出る。
どちらがどのファイルを触っているのか、どのブランチで作業しているのか、どちらの変更が最新なのか、確認コストが増える。

その結果、2台あるのに、かえって管理が難しくなる可能性があった。

そこで、役割を分けることにした。


2. BOSは開発専用機

BOSGAME P3 PLUSは、開発専用機として使う。

役割はかなり明確である。

  • Cursorで実装する

  • コードを修正する

  • 新機能を追加する

  • UIを改善する

  • E2Eテストを追加する

  • lint / format / build を実行する

  • commit / push まで行う

  • mainやfeatureブランチの作業を進める

つまり、BOSは作る側である。

新PCを買った目的は、まさにここにある。

実装、ビルド、E2E、commit / pushまでを安定して回す。
開発作業を止めない。
Cursorを本格的に使う。

この役割にBOSを集中させることで、かなり分かりやすくなった。


3. Surfaceはテスト専用機

一方で、Surfaceはテスト専用機に寄せる。

Surfaceでは、BOSが実装したものを確認する。

役割としては、以下である。

  • GitHubから最新を取得する

  • mainまたは指定ブランチを確認する

  • UI観点で画面を見る

  • Playwrightや手動確認を行う

  • スマホ・タブレットに近い見え方を確認する

  • Surface側の確認結果をドキュメント化する

  • BOS向けの次回指示を作る

  • docs/surface-output/ に確認結果や改善指示を置く

つまり、Surfaceは見る側・試す側・指摘する側である。

この分担にすると、非常に分かりやすい。

BOSが作る。
Surfaceが見る。
Surfaceが指摘する。
BOSが直す。

この流れにできれば、開発とテストが自然に分かれる。


4. 両方に開発をやらせると無駄があった

最初は、BOSもSurfaceも両方開発に使えば、単純に2倍速くなるのではないかと思っていた。

しかし、実際にはそう単純ではなかった。

両方で開発すると、以下の問題が出る。

  • 同じファイルを触るリスクがある

  • ブランチ管理が複雑になる

  • どちらの作業が最新か分かりにくい

  • pull / rebase / merge の確認が増える

  • 作業宣言が重くなる

  • Git競合のリスクが高まる

  • 片方の成果をもう片方が把握するまでに時間がかかる

  • 結局、連携確認に時間を使う

つまり、2台で同時に開発すると、開発速度が上がるどころか、調整コストが増える可能性がある。

特に今は、まだ一人用確認版の品質改善が重要な時期である。
この段階でGit競合やブランチ混乱に時間を使うのは避けたい。

だから、役割を分ける方がよい。


5. 開発とテストを分けると、確認観点も整理される

BOSを開発専用、Surfaceをテスト専用にすると、確認観点も整理しやすい。

BOS側では、実装者目線になりやすい。

  • コードが通るか

  • buildが成功するか

  • E2Eが通るか

  • エラーが消えたか

  • commitできるか

これは重要である。

しかし、ユーザー目線とは少し違う。

Surface側では、実装者ではなく確認者として見る。

  • 画面が分かりやすいか

  • デザインがひどくないか

  • 初回ユーザーが迷わないか

  • ボタンの位置は自然か

  • 文言は分かりやすいか

  • スマホやタブレットで見づらくないか

  • 一人用確認版として触れるか

  • 人に見せられる品質に近づいているか

この分担はかなり重要である。

最近、一人用確認版を見て、デザイン品質・機能品質の低さにかなり不安を感じた。
だからこそ、Surface側でユーザー目線・テスト目線の確認を強める必要がある。


6. Cursor Ultraにしたことで、開発側の余力は増えた

さらに、CursorはUltraにアップグレードした。



現在のプランは、Cursor Ultra $200/月

使用量はリセットされ、現在は以下のような状態になっている。

項目状況
プランCursor Ultra
月額$200/月
次回リセット5月31日
Total使用量1%
Auto + Composer1%
API0%
API枠少なくとも$400分含む

これまでのPro+では、Total 90%以上、API 100%まで到達していた。
そこからUltraに上げたことで、かなり余裕が出た。

これは大きい。

今後は、Cursorの使用量制限を気にしすぎず、BOS側で開発・修正・品質改善を進めやすくなる。

ただし、Ultraにしたからといって、無駄に使ってよいわけではない。

月額200ドルを払っている以上、成果に変えなければならない。


7. Ultraでやるべきことは、機能追加より品質改善

今の最重要課題は、単なる機能追加ではない。

一人用確認版を実際に見た結果、品質への不安が大きくなった。

  • デザイン品質が低い

  • 機能品質が弱い

  • 画面のつながりが悪い

  • 初回体験が弱い

  • 人に見せるにはまだ怖い

  • E2Eが通っていても体験品質が足りない

だから、Cursor Ultraでやるべきことは、機能をむやみに増やすことではない。

むしろ、以下を優先したい。

  • 主要画面のUI改善

  • 一人用確認版の通し導線整理

  • 空データ・エラー表示の統一

  • スマホ・タブレット表示改善

  • 操作後のフィードバック改善

  • 人に見せられる画面の品質向上

  • Surface指摘の反映

  • E2Eと手動確認の組み合わせ

  • P0残課題の集中消化

Ultraは、量を増やすためだけではなく、品質を上げるために使う

ここを間違えないようにしたい。


8. 自動実行で分業できる期待

今後は、BOSとSurfaceの両方で、ある程度自動実行させることを考えている。

BOS側では、開発タスクを連続的に実行する。

  • 実装

  • 修正

  • E2E追加

  • build確認

  • commit / push

  • 作業報告

Surface側では、テスト・確認タスクを連続的に実行する。

  • 最新取得

  • 画面確認

  • UI観点チェック

  • E2Eまたは手動確認

  • 不具合・改善点整理

  • BOS向け指示作成

  • docs/surface-output/ への保存

この形がうまく回れば、かなり効率が上がる可能性がある。

BOSが作っている間に、Surfaceが確認する。
Surfaceが指摘をまとめている間に、BOSが次の実装を進める。
SurfaceのアウトプットをBOSが次回優先して読む。

このループができれば、かなり開発体制らしくなる。


9. 今後の理想フロー

理想としては、以下の流れで進めたい。

  1. ChatGPTで方針・課題・指示文を整理する

  2. BOSに実装指示を出す

  3. BOSがCursorで実装・E2E・build・commit / pushを行う

  4. Surfaceが最新を取得してテスト・UI確認を行う

  5. Surfaceが確認結果を docs/surface-output/ にまとめる

  6. BOSがSurfaceの指摘を読み、次の修正に入る

  7. ChatGPTで進捗・課題・記事化を行う

この流れが定着すれば、かなり強い。

一人で進めているが、実質的には、

  • ChatGPT:PMO・壁打ち・議事録

  • BOS + Cursor:開発担当

  • Surface:テスト担当

  • GitHub:状態管理

  • Playwright:自動確認

という体制に近づく。

これは、AI時代の個人開発としてかなり面白い形だと思っている。


10. 懸念もある

もちろん、懸念もある。

BOSとSurfaceで分担したからといって、すべてが解決するわけではない。

主な懸念は以下である。

懸念内容
Surface側の確認品質テスト専用機として十分な観点で見られるか
指摘の粒度BOSが実装しやすい形で指摘できるか
docs/surface-output運用確認結果を安定して保存・参照できるか
Git運用最新取得・ブランチ確認を徹底できるか
Cursor Ultraの浪費使用量が増えても成果につながらないリスク
品質改善の優先度新機能追加に流れてしまうリスク
自動実行の停止AIが途中で止まり、人間の確認待ちになるリスク

特に重要なのは、Surface側のアウトプット品質である。

「見た」だけでは意味がない。
BOSがそのまま修正に入れるように、具体的な指摘として残す必要がある。


11. 一人用確認版への影響

この分担がうまく回れば、一人用確認版への到達はかなり現実的になる。

これまでの見立てでは、一人用確認版の到達度はおおよそ50%前後。
ただし、実際に触ってみると品質面に大きな不安が出た。

つまり、今後の進捗は単純な機能実装率ではなく、品質改善率で見る必要がある。

BOSを開発専用、Surfaceをテスト専用にすることで、以下が期待できる。

  • 品質指摘が増える

  • UI改善の優先度が上がる

  • 通し導線の不具合に気づきやすくなる

  • スマホ・タブレット観点を拾いやすくなる

  • E2Eだけでは拾えない違和感を拾える

  • 開発と確認のループが早くなる

これにより、一人用確認版の完成時期は少し現実的になる。

ただし、品質が想定より低かったため、楽観はできない。

5月中の一人用確認版を目指す方針は維持したいが、
「動く」ではなく「触って次に進める品質」 を基準に見直す必要がある。


12. 今回の結論

BOSを開発専用機、Surfaceをテスト専用機に分けることで、ようやく2台体制の使い方が見えてきた。

両方に開発をやらせると、連携に無駄が出る。
ブランチ管理やファイル競合、作業範囲の確認に時間を取られる。

それよりも、役割を分けた方がよい。

  • BOSは作る

  • Surfaceは見る

  • Surfaceが指摘する

  • BOSが直す

この形が分かりやすい。

さらに、Cursor Ultra $200/月にアップグレードしたことで、BOS側の開発余力は大きく増えた。
現在の使用量はTotal 1%、Auto + Composer 1%、API 0%。
これまでの制限ギリギリの状態から、一気に余裕ができた。

ただし、重要なのはここからである。

Ultraにしたからといって、無駄に機能を増やしてはいけない。
今やるべきことは、品質改善である。

一人用確認版を確認して、デザイン品質・機能品質に不安が出た。
だからこそ、BOSとSurfaceの分担を活かして、開発とテストのループを早く回す。

この体制がうまく回れば、かなり効率化できるはずである。

ようやく、AIと複数PCを使った個人開発体制が形になり始めた。

ここからは、投資した分を成果に変えるフェーズである。

第24回:ここまでの累計投資額を整理する

1. はじめに

月商1000万円を目指して、新規プロジェクトを進めている。

ここまで、ChatGPT、Cursor、Genspark、新PC、GitHub、E2Eテスト、ドキュメント整備などを使いながら開発を進めてきた。

前回は、Cursor Ultraに月額200ドルを払ったことを書いた。

今回は、月額費用ではなく、ここまでの累計投資額を整理する。

毎月いくらかかるかも重要だが、今の段階で知りたいのは、
結局、ここまでこのプロジェクトにいくら突っ込んだのか
ということだ。


2. 累計投資額として見る理由

これまでは、月額費用として整理していた。

  • ChatGPT Plus:3,000円/月

  • Genspark:$27.49/月

  • Cursor:$20 → $60 → $200

  • Cursor Ultra:$200/月

  • 開発用PC:87,900円

月額で見ると、それぞれの負担感は分かる。

ただ、プロジェクトとして本当に見たいのは、月額だけではない。

重要なのは、売上が立つ前に、どれだけ投資しているかである。

月商1000万円を目指すなら、投資は必要である。
しかし、支出を把握しないまま進むのは危険である。

そのため、今回は「累計投資額」として整理する。


3. 現時点で確認できている支払い

現時点で分かっている支払いは以下である。

区分項目金額状態
一時費用BOSGAME P3 PLUS87,900円支払い済み
AIツールChatGPT Plus3,000円支払い対象
AIツールGenspark Plus$27.49支払い対象
AIツールCursor 初期プラン$20支払い済み想定
AIツールCursor Pro+$60支払い済み想定
AIツールCursor Ultra$200支払い済み
合計円建て確定分90,900円PC + ChatGPT
合計ドル建て分$307.49Cursor + Genspark

ここで注意したいのは、Cursorの$20と$60については、実際の請求履歴で日割り調整やクレジット調整が入っている可能性がある点である。

ただ、自分の認識としては、$20 → $60 → $200 と段階的に支払いが発生している。

そのため、現時点の累計投資額としては、いったんこの前提で整理する。


4. 円建てで確定している投資額

まず、円建てで分かっている金額は以下である。

項目金額
BOSGAME P3 PLUS87,900円
ChatGPT Plus3,000円
円建て小計90,900円

開発用PCだけで87,900円。
さらに、ChatGPT Plusが3,000円。

この時点で、円建てだけでも 90,900円 を投資している。

PCは一時費用だが、かなり大きい。
ただし、新PC導入後は実装、E2E、build、commit / pushの流れがかなり回しやすくなった。

その意味では、87,900円は単なるガジェット購入ではなく、開発体制への投資である。


5. ドル建てで発生している投資額

次に、ドル建てで発生している費用を整理する。

項目金額
Cursor 初期プラン$20
Cursor Pro+$60
Cursor Ultra$200
Genspark Plus$27.49
ドル建て小計$307.49

ドル建てでは、現時点で $307.49 が発生している計算になる。

このうち、Cursor Ultraの$200がかなり大きい。

Cursorについては、最初は$20から始めた。
その後、開発量が増えて$60のPro+に上げた。
そして、使用量が限界に近づき、最終的に$200のUltraを契約した。

ここまで来ると、Cursorは単なる補助ツールではなく、実装担当に近い存在になっている。


6. 円換算するとどれくらいか

ドル建て分は、為替レートやカード手数料によって最終的な円請求額が変わる。

そのため、正確にはカード明細で確認する必要がある。

ただし、ざっくり感を見るために、仮に1ドル150円〜155円で計算すると、以下のようになる。

前提レートドル建て分 $307.49 の円換算
1ドル150円約46,124円
1ドル155円約47,661円

これを円建て確定分90,900円に足すと、以下になる。

前提レート累計投資額の目安
1ドル150円約137,024円
1ドル155円約138,561円

つまり、現時点での累計投資額は、ざっくり 13.7万円〜13.9万円程度 になっている可能性がある。

ただし、これはあくまで概算である。

実際には、Cursorのアップグレード時の調整、カード会社の為替レート、手数料、Gensparkの円請求額によって変わる。


7. 累計投資額として見ると、かなり現実味が出る

月額で見ると、ひとつひとつは判断しやすい。

ChatGPT Plusの3,000円は、かなり使っているので納得感がある。
Gensparkの$27.49も、デザインや資料作成に使うなら許容範囲に見える。
Cursorの$60も、実装が進むなら必要経費だと思える。
Cursor Ultraの$200も、開発加速として考えれば検討できる。
PCの87,900円も、開発効率が上がるなら投資だと思える。

しかし、累計で見ると印象が変わる。

すでに 13万円台後半 くらいは投資している可能性がある。

これは、もはや「無料で気軽に試している個人開発」ではない。

まだ売上は立っていない。
それでも、すでにお金を使っている。

この現実は、ちゃんと見ておく必要がある。


8. この投資は無駄なのか

では、この累計投資は無駄なのか。

現時点では、そうは思っていない。

それぞれの支出には役割がある。

投資役割
BOSGAME P3 PLUS実装・E2E・build・二台開発の効率化
ChatGPT Plus企画整理、議事録、記事化、Cursor指示文作成
Cursor実装、調査、不具合修正、E2E、docs更新
Gensparkデザイン案、LP案、外向け表現の検討
Cursor Ultra開発速度維持、制限回避、品質改善の加速

特に、新PCとCursor Ultraは、ここからの品質改善に効いてくるはずである。

一人用確認版を触ってみて、デザイン品質や機能品質にかなり不安が出た。
だからこそ、ここからは機能追加よりも品質改善が重要になる。

Cursor Ultraを使って、主要画面のUI改善、導線整理、スマホ対応、E2E整備を進める必要がある。


9. ただし、投資した以上は成果が必要

投資したこと自体に満足してはいけない。

PCを買った。
Cursor Ultraにした。
ChatGPTを使っている。
Gensparkも使っている。

それだけでは意味がない。

重要なのは、この投資によって何が進んだかである。

見るべき成果は、以下である。

  • 一人用確認版に近づいたか

  • デザイン品質が上がったか

  • 機能品質が上がったか

  • E2Eテストが強化されたか

  • 開発速度が上がったか

  • 待ち時間や制限が減ったか

  • 人に見せられる画面が増えたか

  • クラウドファンディングに向けた見せ場が作れたか

  • 初期サービスインの見通しが良くなったか

累計投資額を整理する理由は、節約するためだけではない。

投資に対して成果が出ているかを見るためである。


10. 今後さらに増える可能性がある費用

現時点で13万円台後半程度の投資になっている可能性があるが、今後さらに費用は増える。

想定されるのは以下である。

  • Cursor Ultraの継続

  • Gensparkの継続

  • ChatGPT Plusの継続

  • サーバー・DB費用

  • ドメイン費用

  • 素材制作費

  • LP・動画制作費

  • クラウドファンディング準備費

  • デザイン改善費

  • 税理士相談費

  • 外注費

特に、今後クラウドファンディングを検討するなら、見せ場となる画面、動画、LP、説明画像が必要になる。

つまり、開発費用だけでなく、見せ方の費用も発生する可能性がある。


11. 現時点の累計投資額まとめ

現時点の累計投資額をまとめると、以下である。

種別金額
円建て確定分90,900円
ドル建て分$307.49
ドル建て円換算目安約46,124円〜47,661円
累計投資額目安約137,024円〜138,561円

つまり、現時点では、概算で 約14万円弱 を投資している。

まだ売上はゼロである。

しかし、ここまで投資したからには、何としても形にしたい。


12. 今回の結論

ここまでの累計投資額を整理すると、プロジェクトはすでにかなり現実味を帯びてきた。

PC代、ChatGPT、Cursor、Genspark。
そしてCursor Ultra。

すべてを合わせると、現時点で 約14万円弱 の投資になっている可能性がある。

これは小さくない。

ただし、月商1000万円を目指すなら、この程度の投資で怖がってばかりもいられない。

問題は、投資額そのものではない。

問題は、その投資によって、どれだけ前に進めるかである。

今後は、月額費用だけでなく、累計投資額を定期的に記録する。

そして、そのたびに確認する。

この投資は、一人用確認版に近づいているか。
この投資は、品質改善につながっているか。
この投資は、初期サービスインを早めているか。
この投資は、月商1000万円への道を開いているか。

まだ売上はない。
しかし、投資は始まっている。

だからこそ、ここからは成果で返していく。

まずは、一人用確認版の品質改善。
次に、限定公開。
そして、初期サービスイン。

累計投資額をただの支出で終わらせない。
月商1000万円に向けた、最初の本気の投資として回収していく。

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