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2026年4月30日木曜日

第4回:現在の開発状況を整理する


1. はじめに

月商1000万円を目指して、新規プロジェクトを進めている。

このブログでは、プロジェクトの具体的な企画内容はまだ公開しない。
ただし、開発状況、進捗、課題、投資判断、スケジュールについては、できるだけ記録していく。

今回は、現時点の開発状況を整理する。

正直に言うと、当初想定していたよりも、作るべきものはかなり増えている。
最初は「まず最低限動くものを作る」というつもりだったが、考えれば考えるほど、サービスとして成立させるために必要な要素が見えてきた。

ただし、それは悪いことではない。

むしろ、プロジェクトの解像度が上がってきた結果だと思っている。


2. 現在の開発フェーズ

現時点では、まだ正式リリース前である。
外部ユーザーに広く公開する段階ではない。

現在の位置づけは、一人用確認版の完成に向けた開発フェーズである。

一人用確認版とは、自分自身がユーザーとして最初から最後まで触り、サービスの基本体験が成立しているかを確認するためのバージョンである。

ここで確認したいのは、主に以下である。

  • アカウント登録後の導線

  • 初回説明

  • メイン画面への遷移

  • 基本操作の流れ

  • データ作成・更新

  • 結果表示

  • 通知・履歴・ランキングなどの周辺要素

  • 自動進行または手動進行

  • スマホで最低限使えるか

  • 管理者が細かく操作しなくても流れが成立するか

つまり、今の目標は、完成品を作ることではない。
まずは、サービスの中心体験を自分で通し確認できる状態にすることだ。


3. 進捗感

現時点の進捗をかなり大まかに表現すると、以下のような感覚である。

区分進捗感
企画・構想整理かなり進んでいる
要件整理かなり増えてきたが、整理は進行中
基本設計骨格は見えてきている
実装一部進行中
一人用確認版まだ完成前
限定公開版これから
収益化まだこれから

数字で表すなら、現時点では以下のような感覚である。

到達目標現在地
一人用確認版約40〜50%
限定公開版約20〜30%
初期サービスイン約15〜25%
月商1000万円まだ入口

もちろん、この数字は厳密なものではない。
ただ、今の肌感覚としては、まだ「完成間近」ではない。

一方で、単なるアイデア段階はすでに抜けている。
構想、計画、ドキュメント、実装方針、開発体制はかなり具体化してきた。


4. 進んでいること

現在、特に進んでいるのは以下である。

4.1 プロジェクト計画の整理

まず、プロジェクト全体の計画をかなり整理している。

単に「作りたいものを作る」のではなく、以下のような観点で整理している。

  • 目的

  • スコープ

  • 開発フェーズ

  • 優先度

  • リスク

  • コスト

  • 品質

  • スケジュール

  • コミュニケーション

  • ドキュメント管理

  • リリース判断

個人開発ではあるが、かなりプロジェクト管理寄りに進めている。

これは少し重く見えるかもしれない。
ただ、今回の目標は月商1000万円である。

趣味の範囲で終わらせるつもりなら不要かもしれないが、事業として成立させるなら、最初からある程度の計画性は必要だと思っている。


4.2 ドキュメント整備

仕様書、設計書、残課題一覧、テスト観点、運用ルールなどのドキュメントも整備している。

ただし、ここは少し課題もある。

ドキュメントを作ること自体は重要だが、ドキュメント作成に時間を使いすぎると、実装が進まない。

最近は、以下の方針に切り替えている。

  • 実装に直結するドキュメントを優先する

  • 判断に迷いそうなことだけ記録する

  • 同じ内容を複数ファイルに重複させない

  • 後回し機能も放置せず、定期的に棚卸しする

  • ドキュメント更新だけで作業を終わらせない

ドキュメントは必要。
ただし、ドキュメントは目的ではなく、サービスインのための手段である。


4.3 画面イメージとデザイン検討

機能だけでなく、画面の見せ方も検討している。

ここでは、GensparkなどのAIツールも使っている。

開発初期は、どうしても機能中心で考えがちである。
しかし、ユーザーが触るサービスである以上、最終的には画面の分かりやすさ、雰囲気、導線、見た目の楽しさが重要になる。

現在は、主要画面について、どのような方向性にするかを少しずつ固めている。

ただし、デザインを作り込みすぎると、これもまたリリースが遠のく。

そのため、まずは以下を優先する。

  • ユーザーが迷わないこと

  • 主要導線が分かりやすいこと

  • サービスの世界観が少しでも伝わること

  • スマホで最低限使えること

  • 後から改善できる構造にすること

完璧なデザインは後でよい。
まずは、使える画面を作る。


5. 苦戦していること

順調に進んでいる部分もあるが、苦戦している部分も多い。

5.1 要件が増え続けている

一番大きいのは、要件が増え続けていることだ。

考えれば考えるほど、「これも必要」「これも入れたい」「これがないと体験が弱い」というものが出てくる。

これは、プロジェクトの可能性が広がっているという意味では良い。
ただし、すべてを初期リリースに入れようとすると、永遠に完成しない。

今後は、要件を以下のように分ける必要がある。

区分意味
P0一人用確認版に必須
P1限定公開までに必要
P2初期サービスイン後に強化
後回し記録するが今は実装しない

ただし、最近気づいたのは、後回しにしすぎると逆に効率が悪くなることもあるという点である。

本当は先に作った方が全体が整理される機能を後回しにすると、後からやり直しが発生する。
そのため、単純に「後でいい」と判断するのではなく、今作る方が後工程が楽になるかも見て判断する必要がある。


5.2 一人開発の判断負荷が大きい

このプロジェクトは、現時点では基本的に一人で進めている。

AIツールを活用しているとはいえ、最終判断は自分がする必要がある。

  • 何を優先するか

  • どこまで作るか

  • どこを後回しにするか

  • どのツールに課金するか

  • どの画面を先に作るか

  • どこで公開するか

  • どの段階でユーザーに見せるか

こうした判断が日々発生する。

一人開発の難しさは、作業量だけではない。
判断量が多いことだと思う。

そのため、ChatGPTを壁打ち相手として使い、判断や議事録を残すようにしている。


5.3 開発速度と費用のバランス

開発速度を上げるために、AIツールへの投資も増えてきた。

現在は、ChatGPT、Cursor、Gensparkなどを使っている。
さらに本日、開発用PCも購入した。

特にCursorについては、現在のプランでも使用量がかなり高くなっており、上位プランに上げるかどうかを検討している。

これは単なるツール課金の話ではなく、開発体制の問題である。

AIツールにお金を払えば、開発はかなり進みやすくなる。
一方で、まだ売上が立っていない段階で固定費を増やしすぎるのは怖い。

今後は、以下の考え方で判断したい。

  • サービスインが早まる投資か

  • 実装速度が上がるか

  • 判断や作業の詰まりが減るか

  • 1か月単位で効果を見直せるか

  • 惰性で継続していないか

費用は増えてきた。
ただし、ここで必要な投資をしないと、逆に完成が遠のく可能性もある。


6. 現在の優先事項

現時点で最優先すべきことは、以下である。

6.1 一人用確認版の完成条件を明確にする

まずは、一人用確認版で何ができれば完成なのかを明確にする。

これが曖昧なままだと、作業が広がり続ける。

完成条件としては、以下を想定している。

  • 新規ユーザーとして開始できる

  • 初回説明を受けられる

  • メイン画面に迷わず進める

  • 基本操作を一通り試せる

  • 結果や履歴を確認できる

  • 自動進行または手動進行ができる

  • 主要画面の最低限のデザインがある

  • スマホでも最低限確認できる

  • 致命的なエラーで止まらない

この条件を満たしたら、まずは一人用確認版として区切る。


6.2 P0機能に集中する

次に、P0機能に集中する。

今は魅力的な追加案が多い。
しかし、P0ではないものに時間を使いすぎると、一人用確認版が遠のく。

そのため、今後は毎回の作業で以下を確認する。

  • これは一人用確認版に必要か

  • 今やることで後工程が楽になるか

  • 後回しにしても破綻しないか

  • 実装コストに見合うか

  • ユーザー体験の核に関係するか

ここを基準にして、優先度を切る。


6.3 実装を止めない

最近は、仕様やドキュメントの整理が増えていた。

これは必要な作業ではあるが、実装が止まるとサービスインには近づかない。

そのため、今後はCursorへの指示でも、以下を強める。

  • ドキュメント更新だけで終わらない

  • 実装可能なものは実装する

  • 詰まったら別の実装可能タスクへ移る

  • 作業後に進捗率を報告する

  • 残課題を更新する

  • 次にやるべき実装を明示する

とにかく、サービスが動く方向に進める。


7. 現時点の課題一覧

現在見えている主な課題は以下である。

課題状況
要件が増え続けている優先度整理が必要
一人用確認版の完成条件明文化が必要
後回し機能の扱い棚卸しが必要
ドキュメント過多実装優先へ調整中
デザイン反映主要画面から順次対応
スマホ対応初期から考慮が必要
AIツール費用効果測定が必要
並行開発作業範囲の衝突回避ルールが必要
テスト最低限の通し確認が必要
サービスイン判断リリース基準の明確化が必要

こうして見ると、まだ課題は多い。

ただし、課題が見えていること自体は前進である。
問題は、課題を見ないふりして進めることだと思っている。


8. 次にやること

次にやるべきことは、かなり明確になってきた。

直近では、以下を進める。

  1. 一人用確認版の完成条件を確定する

  2. P0機能を再整理する

  3. 後回し機能を棚卸しする

  4. 主要画面の導線を確認する

  5. デザイン反映の優先順位を決める

  6. Cursorへの作業指示を明確化する

  7. PC2台体制での作業ルールを作る

  8. 開発費用と進捗率を定期的に記録する

  9. 実装を止めずに進める

  10. 一人用確認版の通し確認を目指す

特に重要なのは、一人用確認版を区切ることである。

この区切りがないと、いつまでも「まだ足りない」と感じてしまう。


9. 今回の結論

現在の開発状況は、まだ完成直前ではない。

しかし、単なるアイデア段階はすでに抜けている。

プロジェクト計画、要件整理、ドキュメント、開発体制、デザイン検討、AIツール活用、費用管理はかなり具体化してきた。

一方で、要件が増え続けていること、ドキュメント作業が増えていること、固定費が増えていること、一人で判断する負荷が大きいことは課題である。

現時点の最重要テーマは、明確である。

一人用確認版を完成させること。

まずは、自分自身が最初から最後まで触って、サービスの中心体験を確認できる状態にする。

そこから、限定公開、初期ユーザー獲得、収益化へ進める。

月商1000万円まではまだ遠い。
ただし、道筋は少しずつ見えてきた。

今は、壮大な目標を語るよりも、まず動くものを作る段階である。
そして、その過程を記録し続けることも、このプロジェクトの大事な一部だと思っている。

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